2021.4.8（木）
電動３輪バイク「AAカーゴ α8／β8」を新発売
aidea株式会社（港区赤坂、代表取締役社長 池田 元英）は、屋根付き電動３輪バイク「AAカーゴ」シリーズの新機種として、原付一種の「AAカーゴ α8（エーエーカーゴアルファエイト）」と原付二種の「AAカーゴ β8（エーエーカーゴベータエイト）」を2021年4月8日に発売します。
「AAカーゴ」は、脱炭素社会へ向けた世界的な取り組みであるEVシフトの一助となるべく開発された、電動3輪バイクです。2020年6月の発売以来、新しい生活様式への転換に伴い需要の高まっている食品デリバリー業界を中心に、活躍しています。
今回新発売する「AAカーゴ α8／β8」は、7.7kWhという大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することで、従来の電動バイクの課題とされていた「走行可能距離の短さ」を解消しました。また、4輪車と2輪車の良い点を併せ持つ独自の車体構造により、物流業界における「ラストワンマイル問題※」の解決を目指しています。
ラストワンマイル問題
物流の最終拠点から、エンドユーザーへ荷物を運ぶサービスにおける課題。近年ECの拡大により配送の小口多頻度化が進み、配送料金が適正でない、荷物量に対し人手が不足、再配達により業務効率が低下、などの課題がある。
■AA カーゴ β8の特徴
１. 走行安定性
3輪構造と前後13インチの大径ホイールにより、段差や悪路でも安定して走行が可能です。また、前後連動式のディスクブレーキが安定した性能を発揮します。だれもが安心して乗れる、車両特性としています。
2. 利便性
「屋根付き3輪」という独自の車体構造により、4輪車に近い快適性・積載性と、2輪車並みのコンパクトさ・手軽さを両立しています。また、左右のハンドルスイッチで簡単に操作できる「ERP（Electric Roll-lock and Parking Brake）」を新開発。車体の左右方向と前後方向を、それぞれ独立してロックすることができるため、足をつかずに停車可能です。バイクを停める頻度が多い配送業務での運転者の負担が軽減できます。
3. 長距離走行が可能
7.7kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、長距離の走行が可能です。バッテリーは固定式とすることで、車載時のスペース効率を最大化。従来の電動バイクの課題とされる「走行可能距離の短さ」を解消し、幅広い業務内容にご活用いただけます。
| モデル | 充電時間 （200V 交流） | 一充電走行距離※ |
|---|---|---|
| AAカーゴ α8 | 約6時間 | 167km |
| AAカーゴ β8 | 約6時間 | 149km |
■主要諸元
| AA-Cargo α8 | AA-Cargo β8 | ||
|---|---|---|---|
| 車両区分 | 原付一種（50cc以下） | 原付二種（125cc以下） | |
| 免許区分 | 原付 | 小型二輪 | |
| 全長x全幅×全高 | 2,020mm × 685mm × 1,715mm | ||
| シート高 | 700mm | ||
| 車両重量 | 232kg | ||
| 乗車定員 | 1名 | ||
| モーター | ブラシレスDCモーター | ||
| 定格出力 | 0.6kW | 1.0kW | |
| ギアボックス | インテグラルホイールハブモーター | ||
| バッテリー | リチウムイオン 48V | ||
| 充電方法 | 200V 交流 | ||
| バッテリー容量 | 7.7kWh | ||
| 充電時間 | 約6時間 | ||
| 一充電走行距離※ | 167km | 149km | |
| サスペンション | フロント | Φ35 油圧式テレスコピック | |
| リア | プリロード調整機構付きシングルショック | ||
| タイヤ | フロント | 120/70 – 13″ | |
| リア | 130/60 – 13″ ×2 | ||
| ブレーキ | フロント | ディスク Φ240mm | |
| リア | ディスク Φ220mm ×2 | ||
| 防水・防塵性能 | IP65 準拠（バッテリー） | ||
| 保証 | 2年または30,000kmまで（バッテリーは新品の50％の容量を保証） | ||
| メーカー希望小売価格 | ¥1,075,800 （本体金額 ¥978,000 / 消費税 ¥97,800） | ¥1,097,800 （本体金額 ¥998,000 / 消費税 ¥99,800） | |
※30km/h定地走行テスト値。運転方法や走行環境に応じて、値は変化します。
